ブッダガヤとホテルオーナー
仏教徒にとっては最高の聖地とのこと。ここを訪れる前に、手塚治虫の「ブッダ」を読んできたので、漫画で登場した場所に行ってきた。
ホテルのオーナーと話していると、バイクでブッダ巡りのガイドをしてくれると言ってくれた。約1000円でほぼ一日案内してくれるという。
バイクの後ろにまたがりブッダ巡りの旅。初めはブッダが断食したというMahakala mountainに向かった。途中砂漠を走っていた。ここはこの季節になると川の水がなくなってしまうという。日本で言うと一級河川並みだったが全く水はない。
疑っていると、ホテルオーナーは地面を掘りだした。なんと水が出るではないか?!さすがインドと思ってしまった。
Mahakala mountainに到着。赤っぽい袈裟を来た僧侶が集団でいた。修学旅行っぽい。みんなスキンヘッドで10段くらいの階段を敷き詰め記念撮影をしていた。うーん、日本では見られない光景だ。
- アジャンター石窟と六道絵
六道絵の原型はインドのアジャンター石窟にあるらしい。因果応報の世界がリアルに描かれていた。苦難を絵で表現した恐るべき作品。それぞれの世界を見ることができる。
岡倉天心の著作でも紹介されていたように、日本とインドの芸術は深く関係がある。日本で描かれた六道絵のルーツがインドにあると知ったときは感動した。是非一度、自分の目でそのルーツを見てみたいと思った。